薄着の季節がやってくると、
どうしても気になり始めるのが二の腕や下半身のデコボコ…
このデコボコ『セルライト』と呼ばれています。
耳にしたことがある人も多いと思います。
この『セルライト』
成人女性の約8割で見られるというデータがあるそうです。
この『セルライト』っていったいなにもの?
セルライトは太っているからできるというものではありません。
セルライトが脂肪の塊だと思っている人も多いようですが、それも違います。
脂肪細胞が何らかの原因で変化して、血行が悪くなったり、代謝が悪くなって、
色々なものを雪だるまの様にくっつけてしまった結果が、あのデコボコ…。
簡単に言うとこんな感じです。
正確に言うと、難しい言葉の羅列になるので、
単純化してみました(笑)
この、”何らかの原因”というのが、問題なんです。
血行が悪くなったり、代謝が悪くなるような事が原因です。
何か思い当りますか?
大きく分けると6つの原因があります。
1.運動不足
運動不足は血液の循環が悪くなる大きな原因です。
特に下半身は、筋肉の動きによるポンプ作用で、血行の勢いをつけています。
この動きが少ないということは、血行悪いので、細胞に十分な栄養が届いていない。
そして、細胞内の代謝機能も低下していきます。
この状態が長く続くことで、脂肪細胞の変化が起き、セルライトが誕生します。
2.むくみと冷えによる血行不良
冷えや、むくみがある人は、末梢の循環が悪い。
そのため、脂肪燃焼が行われにくいため、脂肪細胞がおおきくなったり、増えすぎてしまったりでさらに決行を悪くしてしまう。
こうした悪循環によって、セルライトが増大します。
立ったままの姿勢を長時間続けるような人は、下半身で血行が悪くなり、セルライトが発生しやすくなります。
3.ホルモンバランスの乱れ
女性はホルモンのバランスがとかく乱れやすいです。
妊娠、出産、更年期など…
女性ホルモンは脂肪の貯蔵に大きく関わりがあるホルモンです。
この、ホルモンバランスの変化で、脂肪細胞への悪影響があると、セルライトの原因になります。
また、糖尿病などでも知られるホルモン「インスリン」なども、肥満などに関係しているため、
セルライトを発生させる原因になります。
4.寝不足や不規則な生活
生活のリズムはこれが乱れることにより、
体をコントロールするシステム自律神経の働きを乱す。
これによって、代謝機能が低下したり、ホルモンの分泌に影響をして、セルライトの原因になります。
5.喫煙やバランスの悪い食生活
喫煙は、たばこに含まれるニコチンによって、血管が収縮します。
このことで血液の循環が悪くなります。
肉中心の高カロリーな食事は血中コレステロールを増加させ、やはり血液循環が悪くなります。
血管内が狭くなることで、血液の流れが悪くなったり、血液自体がドロドロになって、
循環が悪くなったりするので、当然、セルライトの原因になるわけです。
高血圧症や高脂血症は、ひどくなれば心筋梗塞や脳梗塞など
大きな病気の原因にもなりますので、注意したいところです。
6.加齢による衰え
誰しも年を取れば、体の機能もそれに伴って衰えてきます。
代謝の低下による筋肉の衰えや脂肪肥大(太る事です…)、
皮膚のタルミなどによる血管やリンパ管の圧迫など…
体の衰えが、セルライトの原因になってしまいます。
これらの原因は、加齢などは自分ではどうしようもない事もありますが、
対処することができることも多いと思いませんか?
セルライトは局所的に起こる代謝の悪化が原因になることが多いのです
しかし、放って置くと全身の代謝の悪化につながるので、
できることから対処してして行ってくださいね。