すき家 人手不足で閉店続出!

牛丼チェーン「すき家」で、
店舗リニューアルのために3月中旬から一時閉店させていた100店以上が、店舗従業員などが集まらず開店できない状態です。
リニューアル合わせて、
強盗などに狙われやすい深夜に1人で営業する
「ワンオペレーション」の解消を目指して、人員を増やす予定だったようですが、募集をかけても思ったように希望者が集まらなかったのです。

最近では24時間営業の飲食店が、
人手不足で24時間営業できない事態になってきているようです。

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何故人手不足になったのか?
「すき家」の母体、ゼンショーホールディングスの小川賢太郎社長は、
「日本人はだんだん3K(きつい、きたない、危険)の仕事をやりたがらなくなっている」
と嘆いていました。
昔から3Kの仕事は人気がなかったと思うんですけど…。
仕事に対するスタンスが、変化してきているのもあるのではないでしょうか。
会社に就職しても、1年もたたないうちに
「自分がやりたいのはこんな仕事ではない!」
といって、やめてしまう人も多いようなんです。
下積みのような仕事はしたくなくって、
いきなり、華やかな表舞台のような仕事を求めている人も少なくないんでしょうね。

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消費税アップの影響で建設業者の不足もリニューアルオープンの遅れの原因になっています。

人手不足が広がりをみせているのは、
飲食店や小売り、建設工事だけでなく、製造業の現場でも人が足りなくなっています。
企業は働き手を確保するため、バイト代やパート代を引き上げてきてはいるのですが、「楽に稼ぐ」というスタンスの人が増えている中、3K の仕事はやっぱり人気がないんですね。
景気回復によって、いわゆるホワイトカラーの仕事の募集も増えてくるので、3Kの仕事はますます人気がなくなってしまいそうですね。
人出が減ってしまった現場は、さらに過酷な労働を強いられることになるのかもしれません…。
どうやったら、人員が確保できるか、
企業としては、悩みが尽きないでしょう。

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