先日、災害時に備えておきたい食料品について考えました。
今日は、備えておきたい生活用品について、考えていきますね。
避難所への避難も、できればした方がいいのかもしれません。
しかし、必ず避難できるというわけでもありませんし、自宅にいた方が安全な事もあります。
自宅にいて、ライフラインが止まってた場合に必要な物や、備えておくと便利なものを考えていきます。
・非常用のトイレ
一戸建て住宅に住んでいるならば、トイレはいざとなれば庭ですることができます。
しかし、マンションで生活している場合、庭などありません。ですから、非常用のトイレは必需品といえるでしょう。
汚水をバケツの水などを使って流すことはできますが、その汚水が流れる配水管が破損していないとは限りません。
むやみに流すと、汚水が流れ出してしまう可能性があるので、破損個所の確認が取れていないうちは、流さない方が良いですよね。
・衛生用品
トイレッットペーパー、ティッシュ、生理用品などは、ないと意外と困るものなので、日ごろからストックしておきたいです。
小さいお子さんがいる場合は、紙おむつも置いておきたいですね。
水が貴重ですから、たくさんの洗濯ができません。
布のおむつでは数があっても衛生的ではありませんよね。
歯磨きや、お風呂に入ることもままならないですから、ペーパー歯磨きや、水歯磨き(マウスウォッシュ)など、あると衛生的です。
体や髪も当然洗えませんから、介護用品のドライシャンプーやデオドラントシート、ウエットティッシュなどもあると便利です。
・医薬品など
常備薬や救急箱などは、家に用意してあると思います。
絆創膏や消毒薬などは、救急箱に入れてあると思います。あると思っていてもなくなっている事があるので、月に1度は中身を確認していておいてください。
マスクや使い捨てカイロ、冷却シートなども一緒に備えておいてくださいね。
・そのほかの用品
ロープ、ビニールシート、布製ガムテープ、ごみ袋(ポリ袋)、古新聞・段ボールなど
これらのものは、工夫次第で色々使えるものです。
ポリ袋を利用して、非常用トイレを作ることもできます。
寒さをしのぐのに、ビニールシートや段ボール、ガムテープなども使えますし…。
生活用品に関しては、新たに買い揃えるというよりは、普段使っているものを、備える感じですね。
医薬品なども、期限切れにならないように、普段使いの物のストックとして、上手に回転させていくと、良いでしょう。
非常持ち出し袋の中にも、同様の物を備えておきたいので、持ち出し袋用に買い揃えるというよりは、普段使いの物のストックを一部持ち出し袋に詰めておく感じで良いと思います。
何度も言いますが、いざという時に使えないものを持っていても仕方がないですから、上手に備えてください。
次回は、安全用品と普段持っていたい物を紹介します。