ヤンキース投手、「松ヤニ」で不正投球?  

野球をあまりやったことのない人には、
ピンとこないニュースですが、
4/24のヤンキースvsレッドソックス戦で
ヤンキース投手マイケル・ピネダ投手(25)の首に
茶色い物質が付着しているのを、
レッドソックスの監督がファレル監督が抗議しました。
この、茶色い物質が「松ヤニ」です。
これが、なんでいけないのか?

スポンサードリンク

「松ヤニ」がなぜいけないか

スポーツは、なるべく条件が違わないように設定して、
競っていくものが多いです。
一方が飛ぶバットを使って、一方は飛ばないボール…
こんな身勝手な事をしていたら、試合になりませんから。
そのための、ルールや決まりごとがあります。
たとえ寒さのせいでボールのグリップが良くないからと言って、グリップをよくするために、禁止されているものを使うのは、ルール違反でしょう?
たとえ、それが「つば」であっても違反になります。
球界において禁止されている物質は他にもあります。
薬の錠剤とか、ゼリーとか、ワセリンなんかも禁止されています。
「松ヤニ」も禁止されている物質です。
「松ヤニ」は、ただグリップをよくするために使われたわけではないという、野球関係者のはなしもあります。
変化球の変化を鋭くしたり、良く沈むようになるそうだ。
パフォーマンスを増強する物質といって良いでしょう?
だから、イケないものだとしても、使ってしまう投手が多いのだといいます。

マイケル・ピネダ投手の言い分
4/24のヤンキースvsレッドソックス戦
一回に2点を失い、「一回に球が手につかず、打者に当て
たくなかった」
という言うピネダ投手。
「間違いを犯した。もう二度と起こさない」と語っていました。

スポンサードリンク

しかし、これ2回目だったような…。
4/10のレッドソックス戦でも
右手に同様の物質が付着しているのがテレビ中継局で判明。
試合後に松ヤニの使用を本人が否定していた。

不正投球で退場を食らうだけならまだしも、
出場停止処分になることなど考えなかったのでしょうか?
勝つことが、求められるプロの世界ですがお粗末でした。

球界の常識?

松ヤニをパフォーマンス増強物質として使用するのは、
結構よくあることなのか、
ピネダ投手10日のレッドソックス戦で右手に着けていた茶色い物質に対しての反応が、
「誰でもやっている」という態度だったという。
投手が処分を受けるのも、まれな事なのだろうか?
レッドソックスのファレル監督の
「許容範囲超えていた」と抗議しました。
「許容範囲」を超えてなければ、抗議はしなかったのだろうか?
今回のように、見た目で分かっていしまうような
あからさまではない限り、ある程度は、許容しているようなところも、球界にはあるようです。
気温が低ければ、パフォーマンス悪くなるから、
それを補うものとして、こっそりと使用している人は、
多いのかもしれない。
見せるためのスポーツだから、白熱したいい試合ができることの方が、
大きな不正ではない限り大事だということなのでしょう。

まとめ

ルールはルールなので
やってはいけないことは、やってはいけない!
でも、お金をもらって試合をしている以上は、
それなりの試合をしてほしい…
グレーゾーンはどの業界にもあるけれど、
あからさま過ぎれば、グレーではなく黒の領域。
上手に使い分けて、見る人を楽しませてほしいです。
ピネダ投手も
反省はきちっとして、いい投球を見せてほしいですね。

スポンサードリンク
スポンサーリンク
カテゴリー
リンクユニット

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
カテゴリー
リンクユニット