メガマウス 深海魚がやってきた!     

最近、深海にすんでいるはずの生物
深海魚たちが、ニュースをにぎわせている。
つい先日、NHKの番組「キッチンが走る!」のロケ中に
俳優の俳優の杉浦太陽さんがこの深海のサメ
「メガマウス」を目撃したのです。
非常に珍しい事なので、新聞などにも取り上げられていた。

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そもそも「メガマウス」って何?

ネズミザメ目メガマウス科のサメ。
といってもよくわからない…
「メガマウス」は、太平洋やインド洋の深海に生息している。
深海といってもやや浅めのところ(水深200m付近)に
生息しているらしいんです。
今回は、定置網にで捕獲されたそうですが、
普段はそう簡単に漁の網にかかったり、捕まえられるものではありませんよ。
現在、捕獲された「メガマウス」は、全世界で57個体。
そのうち6個体が静岡県内で捕獲されたとか…。
日本の近海は、比較的捕獲されやすいそうで、
捕獲された個体の1/5が日本で捕獲されている。

何を食べているのか?

サメに属しているのだけど、肉に食らいつく感じではなく、
プランクトンを食べて生活しています。
最大のサメ「ジンベイザメ」と同じですね。
大きい口なので、プランクトン以外のものも飲み込んでしまいます。
プランクトンを口の中で濾すこしながら食べています。
その生息数も生態もほぼ不明なので、
今回、捕獲されたものも解剖調査されます。

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なぜ、最近深海魚が見つかるのか?

最近、深海魚が打ち上げられていたり、網にかかったりしています。
このように、深海の生き物にお目にかかる機会は、
早々ないはずなのですが、
今年に入って、深海生物が何件も発見されています。
深海での発見ならば、生息地だからなのですが、
網に引っ掛かっていたり、砂浜に打ち上げられていたり…
本来見られないところで、発見されています。
巨大なダイオウイカやリュウグウノツカイなどが網にかかったり、打ち上げられた。
相模湾で深海ざめの一種ミツクリザメが大量に捕獲されました。ミツクリザメは水深1200mほどの深海に生息しているそうです。
海洋学者によると、
昨年の大きな台風の大量発生で、
海水が大きくかき混ぜられたために、
本来そこにいない深海の生物も、海水と一緒に巻き上げられてきたという説があります。
ここのところの、異常気象で色々なところで今までにない現象を引き起こしています。
深海生物が私たちの目に触れるところに現れる現象も、
きっと、この異常気象と何らかのかかわりがあるのでしょう。

環境の変化によって、
または、異常気象と呼ばれる現象によって、
今までは、あまり目に留まることがなかった生物が、
目の前に現れています。
未知のものは、何か不気味でもあり、
知らなかったことの発見の好奇心を掻き立てるものです。
これからも、不思議な生物や事象がたくさんあるはず…。
それによって、科学や未来に
恩恵があると期待せずにはいられないのでした。

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