汗の臭いの原因と対策は?汗の臭いは病気のサイン?

蒸し暑い時期が来ると、特に気になるのが体臭。
特に汗をかいた後の臭いは、気になりますよね?

自分が臭いかどうかは、自分ではなかなかわかりません。
そして、臭くてもなかなか言えないものです。

そんな汗の臭いとどう付き合って行けばいいんでしょうね。

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汗の臭いの原因。汗が臭くない人もいる?

汗の臭いは、気になる人とそうでない人がいます。
運動後直後の汗は、比較的臭いが少ないといわれています。

それは、皮脂やミネラルが入っている量の少ない汗だからです。

運動をして体温が上がる→汗をかく→体温をんを下げる

このようにしてかく汗は、純粋に体温調整のためにたいている汗なので、
蒸散しやすい状態で分泌されます。

お風呂に入ってとか、気温が暑くってというようなときでも、
体温調整の汗をかきやすいです。

では、臭いが強い汗とはどんな汗でしょう?

緊張してかく汗がそれに当たります。
このような時にかく汗は皮脂が多く分泌される「アポクリン腺」からの分泌量が多くなり、
皮脂やミネラルを餌に、においのもとになる細菌が増殖します。
汗自体もさらさらした汗ではないので、
まとわりつくような汗になります。

こうした、皮脂の多い汗は、ハンカチ・タオルなどで拭いても、
皮脂やミネラルが残ってしまい、臭いが出やすくなります。

体温調節の汗でも、シャツなどに付着したものを放置すると、
臭いが増して、ヒドイ目にあいます。

部活などで着替えた後、
家に持ち帰った後のシャツやカバンの中の臭いは、
そのシャツなどを脱いだときの臭いとは、比べ物になりません。

臭く無い汗でも、放置すると臭くなりますから注意してください。

汗の臭い対策。汗の臭いは抑えることができる?

先ほどの、臭い難い汗でも、放置すると臭くなる
という事は、経験で知っている方も多いでしょう。

なので、ふき取るようにしましょう。
ただ、気温が高い時などは、
しっかり拭き取り過ぎてしまうと体温を下げることができなくなりますので、
拭くときは、濡れタオルなどで拭くことをお勧めします。
ウエットタイプのシートでもいいですよ。
ミョウバン水などを使うのも効果的です。

ミョウバンは、ベーキングパウダーなどの食品などに使われていますから、
科学的なものがあまりお好きでないようでしたら、
試してみてください。
小分けにして、ミストとして持ち歩いてもいいかもしれませんね。

また、精神性発汗、緊張性発汗と言われるような汗のかきかたの時は、
ふき取るだけでは臭いが取れない事があります。

その時、役立つのがデオドラント製品です。

最近、殺菌作用の高い製品も出ています。
臭いのもとになる菌を抑えてくれるので、有効でしょう。
ただ、香が強くついている製品に関しては注意が必要です。

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身体の臭いが付いている所に、さらに臭いを足してしまうと
あまり、良いにおいにはなりません。

ごまかしきれない臭いが、見え隠れしてしまいますから。

食事なんかも少し気を付けたいです。

油ものを多く摂ったり、タンパク質を多く摂ると、
汗の臭いが強くなるといわれています。

西洋の肉食文化の人たちの体臭が強い事からそういわれています。

体質もありますので、気にし過ぎるのも良くないですが…。

発汗やにおいを気にし過ぎるあまり、余計にストレスで
臭いの出やすい汗をかいてしまうこともあるようです。

後は、健康な汗腺にするという事でしょうか。
正常に汗が出るようにしてあげたいんです。

それには体温を上昇させる入浴や軽い運動が良いとされています。
臭いが気になるからと言って、体をゴシゴシ洗ってしまうと、
必要な皮脂まで落としてしまって、余計に皮脂の分泌が促進されてしまうので、
皮脂の取り過ぎには気を付けてください。

何事も、やり過ぎるといい事はないですからね。

適度な運動をして、バランスの良い食事をして、良い汗が出せるように、
ケアしたいですね。

汗の臭いが病気のサイン?

汗の臭いが、すごく気になることってありますよね。
病的に臭ってしまうのは、何らかの体の不調が隠れている場合があります。
身体は、各部位で繁殖しやすい菌が違います。
それは、菌の好物が違うから。

増殖する菌が違えば、臭いも違うのです。

例えば、良く知られているのは「ワキガ」。
体調不良ではなく、汗を分泌する汗腺の一つ「アポクリン腺」からの分泌物を
好物にしている菌の増殖によって出るにおいが、臭いんです。

アポクリン腺の数は、人によって違うので、これが多い人は、
「ワキガ」になりやすいと言えます。

強い汗の臭いの場合は、汗腺が何か調子が悪いのかもしれません。

他の臭いにも病気の兆候を読み取ることができるようです。

甘い臭い→糖尿病
アンモニア臭(おしっこポイ臭い)→腎臓、肝臓系の病気
肉の腐敗臭→肺
カビっぽい臭い→肝機能の低下
たまごの腐敗臭→胃腸の病気、便秘、不摂生による自律神経失調

などの体調不良の可能性があるようです。
臭いは、体の中からのサインでもありますから、
枕、着ていた服、布団など、
気にし過ぎない程度に、気にしてみてはいかがでしょう。

まとめ

自分の臭いは気づきにくい。
だからと言って、人に指摘されるもの結構しんどいものですね。

出来るだけ、清潔になおかつ健康的な生活を送ることによって防げる臭いもあります。

自分の臭いの原因が何によるものなのか、
しっかり、生活を見直してみるのも良い事だと思いますよ?

もしかすると、体の不調が体臭に表れているかもしれませんからね。
臭いのケアをしても、落ち着かない場合や
汗の臭いや体臭が急にひどくなったら、医師に相談してみてくださいね。

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