食事制限をしても痩せなない理由と食べる意味?

薄着になり始めると、自分のスタイルが気になり始めるのか、
急に食事の量を減らし始める人がいます。

そう、ダイエットです。

ダイエットしているのに、なぜか年々大きく育ってきてしまうんですよね。
そして、年々体が痩せにくくなってく…。

そうならないように、知識をつけたいものです。

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食事制限をがんばっても痩せられない理由

食事制限をして体重を落とそうと試みているようですが、
「こんなに頑張っているのに痩せない!!」
と、何度も耳にします。

始めに聞いたころよりも体がデカくなってる…。

ただ、闇雲に食事制限をしても痩せませんよ。
かえって太りやすい体を作ってしまうので、
その理由を知っておいてください。

まず、食事量を減らすことで、体で起きる事です。

食事の量が減ったことで、必要な栄養素が不足することになります。
ここで、言えるのは、
「何を減らしてるんですか?」
という事です。

カロリーだけ気にして減らして、偏った食事をしてしまうと、
身体は、自分を守ろうとします。

カロリーが足りていなければ、脂肪を燃やすことよりも、
余分なところにエネルギーの分配をしなくなります。

つまり、運動不足な人が極端な食事制限だけでダイエットをすると、
動かないので、筋肉に栄養素、エネルギーなどが供給されにくくなります。

生命活動での優先事項は、
「脳と内臓の活動を正常に行えるようにする」
という事なので、筋肉やその他のあまり使わない組織にまでいきわたらないのです。

脂肪分解には数々のプロセスが必要となります。
本当に非常事態にならないと、脂肪を備蓄倉庫から使うことはありません。

備蓄倉庫と言いましたが、災害時に備えて蓄える備蓄のようなものなのでそう呼びました。
一度しまってしまうと、いざという時しか使わないですから。

一度ついた脂肪が落ちにくいのは、そういう理由もあります。

身体を保護するために、一定量は体が意図して備蓄しています。
しかし、カロリー摂取が多いと、その余りを輩出することもできず、
倉庫にしまってしまい、それが続くと、取り出すことすら大変な状態になってしまうのです。

食事量を減らしたことでカロリーが減っても、
この脂肪の倉庫から脂肪を取り出すためのカギの役目をする物質がなかったり、
倉庫から運び出すための運搬車がなかったり
分解して、燃やさなければならないのに分解が出来なかったり…
と、脂肪を燃やすために必要な物質まで足りないのですから、
痩せるわけがない。

さらに悪循環の話。
食事制限で、カロリー量を減らしたため、多少の減量に成功する

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筋肉の材料不足により筋肉量が減る
(基礎代謝量の減少)

食事を元に戻す。

以前よりも、代謝できないので余った分蓄える
(体重の増加・リバウンドともいう)

まさに負のスパイラス。
何度もやれば、筋肉量は減少し、さらに悪化することになるでしょう。

だから、闇雲に食事制限をすることは、痩せるどころか
痩せない体を年月をかけて作ってしまっているのです。

食事制限のせいで痩せられない…食べることの意味

食事をすると太る?
そう思っているのならば間違いです。

食事は体のために必要な物をとらなくてはなりません。

何でもそうですが”過ぎる”のが良くないんです。

食べ”過ぎる”
食べな”過ぎる”
運動し”過ぎる”
運動しなさ”過ぎる”

などですね。

身体に良い事でもやり過ぎると害になることもあるんですよ。

食事をきちんととっていても、
必要な栄養素が足りていなければ、その栄養は飢餓状態です。

食事は、生きるために必要な行為なのですから、しっかりと考えてください。

必要量カロリーをとっているから、大丈夫!
ではないのです。

ダイエットでは、食事量を減らします。
当然、体の材料になるものも減ってしまいます。

足りないんです。
体の中だけで、エネルギーや栄養素が循環できれば、
問題ないんでしょうが、体の中では合成できないものもあります。

身体で作れないものは、外から補給しなくてはならないんです。

カロリー(燃料)としての役割だけではないという事を
忘れてはならないんです。

太る原因として考えられるのは、
自分が消費できる量と摂取量がつりあっていないから…

摂取量が消費量を上回れば、余った分を蓄えます。
これが体重の増加に現れるのです。
だから、手っ取り早く摂取量を減らしてしまえ!!

という、実に単純な考え方ではありますが…。
身体はそんなに単純ではないですよね。

身体は、学習します。
食物も摂取量を減らして、飢餓状態を経験した体は、
充分に食物を摂取できるときに、『貯蔵』しておこうとします。

飢餓を経験したことのない人に比べて、
飢餓を経験した人は、ため込みやすくなります。

死なないために、体が飢餓に備えます。

本来ならば排出されるはずの分までため込みます。

キチンと食べて、体の機能を十分に使ってください。
身体はいい状態を維持しようと頑張りますから。

身体のための食事を考えてください。

長くなってしまったので、続きは次回……その2へ続く

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