気持ちの良い季節になったのに、
体調がすぐれなかったり
疲れが取れなかったり…
ついでに髪もパサパサ
爪もなんだか割れやすいような…
その身体の不調、ミネラル不足のせいかもしれませんよ?
ミネラル不足が引き起こす症状。体の不調の原因?
「ミネラル不足」という言葉は、最近よく耳にしますよね?
実際ミネラルが不足すると、どういう症状が出るか知っていますか?
足りないと体に悪そう
だという事はイメージとしてわかっているけど、具体的にどんなことが起こるのかは
意外と知られていないんですよね。
健康にも美容にも関係してくる栄養素ミネラル。
不足すると色々な症状が出てきます。
まず美容に関係があるとこ
髪
抜けやすくなったり、白髪が増えたりします。
太さもだんだんやせ細り、
切れやすくなったりパサパサになったりしてしまいます。
肌
シワができる、シミができる
たるむ、むくむ
皮膚の炎症が起こりやすくなる。
傷の治りが遅いなど
老けた感じになり易い症状が盛りだくさんです。
体の中側の事
血液に関しては、貧血がひどくなったり
高血圧などの症状が出たりします。
足がつりやすくなったり、ふらついたり、しびれたり
肩こり、腰こりもひどくなりますし、
骨粗しょう症もおこりやすくなります。
精神的なところでは、
疲れやすかったり、
イライラや怒りっぽくなったり
憂うつになったり、考える力が低下したり…
食欲が低下したり
味覚が鈍くなったり、
歯がもろくなったり
風邪ひきやすかったり
まぶたのけいれんが続いたり
めまいを感じたり
こんな症状です。
何が原因かわからないようでしたら、
ミネラル不足が原因かもしれませんね。
ミネラル不足で起こる症状とミネラルの役割
身体の約5%をミネラルが占めています。
割合としては少ないと感じるかもしれませんが、
人間の体の95%は炭素・窒素・水素・酸素で構成されていますから
それでも重要であることはわかると思います。
これが不足するわけですから、
体を正常に維持することが難しくなるのも仕方がない事なのでしょう。
ミネラルの役割はざっくりと二つ
・身体の構成成分を作ること
・生理作用の調整をすること
です。
身体の構成成分を作ることは、そのまんま
カルシウムなどは骨や歯をつくったり、
鉄は赤血球を、ヨウ素は甲状腺ホルモンをつくったりします。
生理作用の調整は
神経細胞膜を包む体液中のイオンとして働きます。
筋肉を動かしているNa・Kポンプなども生理作用の調整という事になります。
これらで全身の機能を順調に調整・維持します。
良く聞くミネラル
マグネシウム・カルシウム・ナトリウム・リン・カリウムは
多量ミネラルといって1日の必要摂取量が100mg以上の物を言います。
1日の摂取基準が決められているミネラルで100mg以下の物を微量ミネラルと言います。
鉄・銅・ヨウ素・マンガン・セレン・亜鉛・クロム・モリブテン
が微量ミネラルです。
今のところ、1日の摂取基準が定められているのは13種類。
沢山摂らなくてはいけないからと言って、それが重要というわけでもなく
それぞれ不足すると、体の不調が起きやすいのです。
何でもそうですが、互いに協力関係にあるものも多いので、
どの種類も適量をバランスよく摂っていくことが大切になります。
不調を招く引き金にならないように、
上手に摂りたいですよね。
ミネラル不足の症状を改善する
ミネラル不足が体の不調を引きおこすことは、
理解できたと思います。
しかし、ミネラルは体内では合成できません。
そのため、食事などから摂取するほかありません。
じゃあ、食事を工夫してしっかり摂ってやろうじゃないか!!
と意気込む人もいることでしょう。
食事でミネラルの必要量を摂取するのは、とても大変なことです。
ミネラル豊富だと言われている和食でも、1日の摂取量には届いていないのです。
例えば
亜鉛、大豆で1日分を摂ろうとすると100gの水煮缶約4個分
カリウムは納豆で摂ろうとすると1パック50gの物を約6パック
鉄はあさり(中型のもの1個10gとして)約65個分
などなど
摂れないでしょう!!
って思いませんか?
他の食べ物でも取れるのであくまで目安なのですが、
やっぱり食事でとるのは難しそうですよね?
最近では、サプリメント等も色々と出ているので、
そういった栄養補助食品を上手に利用したいですね。
ミネラルウォーターも色々なものがあります。
こういったものを上手に活用していきましょう。
食事でとれるのが一番自然なのでしょうが、
調理などで失われてしまうミネラルも多いので、
食事の工夫はもちろんした方が良いですが、
足りないものを手軽に補える、
栄養補助食品も上手に活用しましょうね。
まとめ
自分では原因の分からない体の不調が実はミネラル不足だった!
なんてことが、おこらないとは限りません。
実際食事でミネラルの必要量を摂取できている人は少ないですから。
思い当たることがあるようならば、
不調の原因かもしれないので
気にしてミネラルを摂っていきましょう!!