脂肪を燃やすということ

気になるところに、分厚く存在する「脂肪」
こいつを減らさない事には、きれいなボディーラインも
体重の減少も夢のまた夢…。

しかし、そもそも脂肪ってなんでつくの!!
いらないものなら、こんなにつかなければいいのに!!

と怒りすら覚えるのだけど、付いてしまうものはしょうがない…。
何故つくか、どうすれば落とせるかを考えていきましょう。

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体脂肪は必要な存在?

ダイエットがもてはやされている昨今では、
「脂肪」悪者として扱われている。
しかし、「体脂肪」は体を維持するのに
必要不可欠な存在なんです。

エネルギーの補給ができない非常時に、
体に備蓄されているエネルギーが「脂肪」なのです。
余分にたまりすぎてしまうと、見た目でNGですが、
蓄積ができないと、病気を引き起こすことになります。
摂ったカロリーが体脂肪に転換されないと、行く場所がなくなった食事でとった「脂肪」が脂肪組織以外のところに溜まってしまうことになります。
そのことによって、血糖値を下げるインスリンの働きを阻害してしまったりするので、血液中に「脂肪」と「糖質」があふれて、糖尿病になってしまいます。
このため、脂肪を蓄えるシステムは、なくてはならないものなのです。

しかし、過剰なエネルギー摂取は、体脂肪を増やし過ぎる結果を生みます。
油(脂質)だけが脂肪として蓄えられるわけではなく、
炭水化物(糖質)やタンパク質も消費しきれなければ、脂肪として蓄えられます。
油(脂質)にしても、エネルギーとして使用されたり、細胞膜やホルモンを構成するのに必要な成分なので、控えすぎると、体の調子が悪くなったりします。
何事もバランスが大事ということです。

太っているってどういう状態?

以前は、肥満度をBMI値(=体重kg÷身長m÷身長m)で判定することが多かったのだが、
このBMI値、筋肉質な人にとって、全く当てはまらないことが多い。
BMI値で肥満度が高く出てしまっていても、筋肉質な人の場合、そんなに太っていないことが多いのです。
では、他に何を指標にしたらよいか…
最近では、体脂肪率や筋肉量などが測れる
体組成計(体重計の良いやつ)で簡単に計測ができる。
体脂肪率が高ければ、それだけ脂肪を蓄えているということなので、こちらを主に参考にしたいところです。
体脂肪率の標準の適正値として
男性15~20%、女性20~25%
肥満といわれるのは
男性25%以上、女性30%以上
というのがありますが、あくまで参考です。
年齢や国などによって、基準が違うみたいですから…。
目安にはなりますから、一応覚えておいてください。

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これらの数値を参考にして、
「肥満」に当てはまっている場合、
余剰分が体に過剰に蓄えられている状態、
つまり、太っているという状態にあたります。

燃焼力をアップする。

蓄積した脂肪を燃やすのに、カギになっているのが運動です。
激しくつらい運動を意識した人、それは間違いです。
強度の強い運動をしても、脂肪の燃焼率は思ったより上がらないんです。
筋肉の性質上、強度が強すぎる運動は、かえって支部を燃やしにくかったりします。
激しくなくても、脂肪を燃やすメカニズムを活発化したり、
基礎代謝を上げることで、脂肪の燃焼力は増加していきます。
良く耳にするのは「有酸素運動」
有酸素運動は、酸素を多く取り込みながら、脂肪を燃やしていきます。
息が切れない程度で、酸素と取り込みながら動き続けることができることで、脂肪燃焼効率が最大限に発揮さえます。
カロリー消費量は、それほど多くはないけれど、長く続けられるので、トータルの脂肪を消費する量はかなり多くなります。
脂肪は「やや辛い」を感じる最大心拍数の半分ぐらいの強度の運動で、もっとも燃えやすくなります。
「有酸素運動」を定期的に継続すると、体脂肪を燃やしやすい体になります。
筋肉酸素を運び入れる、毛細血管も密度が上がり
酸素を介して脂肪を燃焼させるミトコンドリアの数も増加するからです。
「有酸素運動」を気負わず、取り入れてみてください。
そして、もう一つ
脂肪燃焼のカギになる基礎代謝を上げるための運動
「筋トレ」
筋トレは筋肉量を増やすことで、基礎代謝量(生命活動で消費されるエネルギー量)が上がります。
基礎代謝は、1日の消費カロリーの70%を担っています。
そのうちの30~50%が筋肉によるものです。
筋肉量を上げれば、同じだけ食べていてもカロリーの消費量が違うため、痩せやすくなるのです。
この二つの運動に取り組んで、余分な脂肪に別れを告げましょう。

次回は脂肪燃焼体質を作る食事に関して考えてみます。

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