サポート終了 windowsXP の危険性

4月9日にサポートを終了してしまう「windows XP」
割と安定して動いていたOSだったので、利用している企業も多いと思います。
現在、米マイクロソフトの最新のOSは、「windows 8」です。
しかし、会社などで頻繁に利用するソフトが「XP]にしか対応しておらず、変更していなかったり、
買い替えるのに、お金がかかるので変更していなかったり、このままでも不自由なく使えるので変更しない、
といった会社や個人使用者が多くいるのも事実です。

では、サポートが終了してしまうと、何が起こるのか?

サポートが終了してしまうと、どうして危険なのか?

windows XPなど、OSソフトはセキュリティーの更新プログラムが提供されています。
パソコンを使用することで起こるウィルス感染のリスクを少なくするために、行われています。
このウィルスなど悪意を持ったプログラムは、色々な新種や亜種などが現れるので、それに対しての対応策を更新していかないとならないのです。
サポートがあるうちは、OSへの新しい手口の攻撃に対するセキュリティーを、マイクロソフトの方で対処してくれていました。
サポートがなくなるということは、新しいものに対して無防備になるということです。
セキュリティソフトをパソコンに入れていたとしても、OSへの攻撃に対応できない可能性も高いのです。

ネットに接続していなければ大丈夫?

外部にネットで接続した場合、当然、ネットからの攻撃にさらされやすい。
攻撃を受けた結果、データの流出や、知らない間に遠隔操作されたり…
犯罪に利用されてしまう可能性もあります。
では、ネットに接続しなければ絶対大丈夫か?
ネットに接続しなくても、危険はあります。
USBメモリーや外付HDD(ハードディスク)、SDカードなど、
外部メディアを通じて、ウィルスや不正なプログラムに感染する危険性があります。
ネットに接続していなくても、決して安全ではないんです。

なぜ、サポートが終了してしまうのか?

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製品部品のように保管場所をとらないのだから、
サポートを続けてくれてもいいのに…
なんて思いませんか?
マイクロソフトでは最低でも発売後10年のサポート保証がされています。
10年経つと、色々な発達・発展をするため、
基本構造に付け足しながら行ってきたセキュリティーも、
基本構造から新たに作った方が、高度なセキュリティーが可能になります。
現在、「XP」のウィルス感染率は「8」の21倍に達しているのだとか…。
サポートを行っていても、これだけの実力差が出てきてしまっているのですから、サポートを続けても、さらに感染のリスクは高まってしまいます。
最新の脅威に対して、古い構造では太刀打ちできなくなってきているということです。
新しい構造で、守りを固めた方が、よりしっかり防御ができるのです。
古い構造のものに対してサポートを続けても、リスクを余り減らすことができないのならば、新しい構造で、しっかりリスクを回避できるものを作り、変更してもらった方が、お互いの利益になるということでしょう。

OSを入れ替えれば良いのか?

「XP」搭載パソコンの性能では、「windows 8」を快適に使うことはほぼ不可能ではないかと…。
処理速度やメモリー容量などパソコン自体の性能が、
現在のパソコンに大きく劣ことは言わなくてもわかっていると思います。
小学生と大学生ほどの差があるかもしれません。
小学生に大学生がやることをさせるようなものです。
そのため、OSの変更だけでなく、本体の買い替えも必要になってきます。

経費の削減などがうたわれている昨今、
OS変更のためのパソコンの買い替えにかかる費用は、
小さい物ではありません。
中小企業などでは、資金不足などを理由に、
サポートが終了しても「XP」を使い続けるところも少なくないようです。

「大丈夫だろう」と、使い続けて
「大丈夫」ではなくなってしまわないように、
危険性を理解して、一刻も早い対応をしてほしいものです。

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