体内時計の乱れは体調不良の始まり!

日が短い冬から、段々と日が長くなってくる春になると

冬のリズムを刻んでいた体内時計が

夏のリズムになるように調整を始める季節です。

この時期は、体内時計が狂いやすく、

「時差ボケ」のような状態になりやすい時期でもあります。

何となく調子が良くない、

熟睡ができない、

疲れが取れないなど

様々な不調が現れる時期でもあるのです。

そもそも、体内時計とはなんでしょう。

生物は約24時間の活動リズムを持っています。

このリズムの事を「体内時計(体内リズム)」といいます。

このリズムのおかげで、人間は日中は活発に活動ができ、

夜は休息状態になります。

この、体内時計を司るのが視交叉上核という神経細胞の集合体です。

目の奥の方に位置しているので、光の情報(日照)に関係しているというわけです。

では、体内時計が乱れるとどんなことが起こるのでしょう?

体内時計の乱れは、体の機能の調整をしている自律神経への影響があります。

ホルモンの分泌は、体内時計で決まった時間に行われているので、体内時計の乱れは、生理不順などを引きおこしてしまいます。

自律神経失調症や生理不順なども引き起こすということです。

他にも、

だるさ、食欲不振、胃もたれ、便秘、睡眠不足、不整脈、頭痛など

自分で、何をしたというわけでもないのに不調が起きるのです。

看護師など夜勤がある職業の人や、規則正しいリズムで生活ができない職業の人に、

こうした不調が起きやすいようです。

次の項目で当てはまるものが多いようならば、

体内時計の乱れがある可能性が非常に高いです。

5つ以上該当するならば、体内時計のリセットをすることをお勧めしたい。

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そのままにしておくと、不調が起きる可能性が高いから…。

・日によって起きる時間が違う。(1時間以上起床時間が違う)

・目覚ましが鳴っても起きられない、起きるのがつらい。

・朝食は食べない、食べないことが多い。

・夜の食事が21時を過ぎてしまう。

・寝る前にPCや携帯の画面を見たり、TVゲームなどを10分以上やる。

・明るくないと眠れない。

・運動不足。

・次の休日が待ち遠しくない。

・日が暮れてもお腹が空かない。

・時計を見ないと時間がわからない。

いかがですか?

当てはまっていませんか?

体内時計をリセットするにはどうすればよいのでしょうか?

乱れやすい今の季節を、

体内時計をうまくリセットすることで、快適に過ごしたいけど、どうすれば、リセットできるのでしょうね?

一つは、良い睡眠をとる。

質の良い睡眠は、脳と体を休ませます。

ちなみに脳は3時間質の良い睡眠をとれば、

リフレッシュできるそうです。

理想を言えば、成長ホルモンの分泌を促すことができる夜の10時には寝たいところです。

成長ホルモンは、体の成長を促す、つまり新しい組織を作り出すためのものです。

若返るというのも変ですが、新しい細胞と入れ替えるために必要なホルモンなんです。

若さを維持するために、遅くても日付が変わらないうちに

眠りにつきたいですよね。

もう一つのリセット法

朝日を浴びる。

光を受けることで視交叉上核で1日の始まりとして、

体内時計がリセットされるのです。

これは、曇りでも、雨が降っていても、室内の照明よりも明るいので、ぜひ、朝日を浴びてください。

体内時計を利用して、この季節を快適に過ごしてくださいね。

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