梅雨になると天気が悪いだけでなく、
いくら髪の毛をきれいにブロウしても長持ちしない…
気分が沈んでしまいますね。
くせ毛でなくても、髪は広がるは納まりが悪いはで大変なのに、
くせ毛ときたら大暴走…
自分の髪とうまく付き合っていけるといいのですが…
梅雨に髪が広がる理由
梅雨に髪の毛が暴走する理由。
それはご存知「湿度」のせいです。
湿度が高くなると、水を含むと伸びて（膨らんで）
含まないと縮んでうねってしまうのです。
梅雨は必要以上に髪が水分を含んでしまうので、
膨張してしまいます。
湿度を吸いやすいほど膨張し、梅雨の季節の収まりの悪い髪になります。
昔は湿度計などに動物の毛（主に馬）や、
人間の髪の毛を使っていたことがあるとか…
湿度を感知して伸びたり縮んだりする性質を利用したものです。
ブローをしてきれいに伸ばしても、
水分の多い、湿度の高い場所に行くとどうしても崩れてしまいます。
くせ毛は、生え方のクセや髪の流れによるクセなんてのもありますが、
最もたちが悪いのが髪自体にクセがる髪です。
生え方のクセや髪の流れによるクセは、髪はそこまでうねっていません。
髪のたんぱく質の性質の問題なので、
髪自体のクセは、ブローしてもそう治まるものではないですよね…
梅雨の暴走した髪を整える対策
では、その暴走した髪のクセをどうやっておさめましょうか?
対策その１
ストレートパーマ
これは、薬剤によってタンパク質を変化させます。
そのため、それほど長持ちしません。
持っても１カ月位です。
通常のパーマと同じか少し短いぐらいの持ちです。
ブローで引き延ばす手間は省けますし、
髪の毛の痛みも縮毛矯正よりは少ないかと…
でも、やっぱり少し痛みます。
カラーなどを楽しむ人はこちらの方がおススメかも…
対策その２
縮毛矯正
縮毛矯正は熱と薬剤でタンパク質を変化させます。
そのため、痛み方もストレートパーマより強いかも?
縮毛矯正は、長く持ちます。
かかっている所は、１年持つんじゃないかな?
ただ、伸びてきたところにはクセが出ます。
しかも、タンパク質の変化自体がちょっと強めなので、
カラーなどの薬品の浸透が悪くなります。
つまり、染まりにくいんです。
カラーを楽しみたい人は、おススメしません。
対策その３
ヘアケアによって膨張を抑える。
さらさらヘアにあこがれるのはあるかもしれませんが、
梅雨の時期は少しあきらめて、
しっとりつやつやタイプのケア用品を使いましょう。
重ためにまとめることによって、暴走しにくい状態にします。
トリートメント剤は、高くても洗い流し過ぎたり有効に使えない場合があるので
クリームタイプの洗い流さないトリートメント剤を
ブローの時に使用することがおススメです。
ドライアーの温風も下や横から当てずに、上から下に向かって当てて
広がらないようにブローしましょうね。
梅雨にくせ毛と上手に付き合うアレンジ
ストレートパーマや縮毛矯正は、コストがかかり過ぎる…
と思っている人は、ひと手間かけてアレンジで何とかしましょう。
短い髪ならば、もともとあるクセをうまく利用したヘアアレンジに挑戦してみては?
寝グセのようなアレンジも流行っている事ですし、
チョイハネを利用して、ワックスやムース等でクシュクシュして、
髪の毛を思いっきり遊ばせてしまってはいかがですか?
クセが目立たなくするために思いっきり短くしてもいいかもね?
長い髪の人は、結ぶ系のヘアアレンジで、納めるのが一番無難でしょう。
シュシュとか、ヘアアクセサリーで楽しんじゃいましょう!!
前髪なんかはピンを使ってポンパドールにしてもいいですし、
おでこ前回にカチューシャしてもいいし、
ヘアアクセサリーのアイテムを駆使して、暴れないように楽しんでください。
嫌だ嫌だって思ってると、余計にしんどいですから、
楽しむくらいの気持ちで、自分の髪の毛と上手に付き合っていきましょう。
まとめ
髪が決まると、気分がいい!!
でも、梅雨は決まった状態が続かない事が多いです。
ご機嫌になれるほどではなくても、
気分が下がり過ぎない程度には、なると思いますよ?