ぎっくり腰の対処法 「痛い」は動かすなのサイン  

腰に痛くて動けない!

こんな事態に、陥ったことはありますか?

動かなくてはならない用事があったり、会社に行かなきゃならなかったり…

動きたい理由はあるでしょう。

でも、痛くて動けないということは、動いちゃいけないと体がサインを出しているということですよね。

つまり、下手に動いてしまうと、ひどくなってしまうことがあるということです。

『ぎっくり腰』こと急性腰痛症は炎症性の痛みが起こることがほとんどです。

炎症というと、菌などの感染症を思い浮かべる人もいると思いますけど、それとは別物です。

筋肉の組織に無理がかかった時の反応です。

顕微鏡レベルの損傷なのです。

ただ、その損傷の周辺組織は保護するために損傷した組織が動けないようにします。

その反応のせいで、余計に炎症を広げてしまったりします。

そのため、炎症に対しての対処法をすることで、痛みを軽減することができるということです。

炎症は、けがの回復のために必要不可欠な生理現象です。

しかし、過剰に起こってしまうと、慢性の痛みの原因になってしまうので、早急に炎症を抑える必要があります。

捻挫などの怪我の時に行う応急処置RICE処置、PRICES処置が良いといわれています。

R・・・REST  (安静)

I ・・・ICING  (冷却)

C・・・COMPRESSION (圧迫)

E・・・ELEVATION  (挙上―持ち上げておく)

の頭文字です。

PRICES処置ではこれに

P・・・Protect(保護)

S・・・Stabilization(安定・固定)

が加わります。

傷害を負った際に、出来る限り患部の炎症や出血を抑えるための方法です。

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急性期には、安静と冷却はやっておいた方が、早くに回復しますよ。

しかし、安静にしていられない事も多いですよね。

子育て中のお母さんとか、どうしても休めない仕事をしているとか…。

そういう時は、保護、固定をすることが大事です。

コルセットを持っている人は、コルセットで固定・保護をします。

ゴムバンドや骨盤ベルトを持っているならば、骨盤をしっかり締めつけて、腰への負担を減らしましょう。

外出先などで何も持っていない人は、腹圧が安定して支えになるように、スカーフや太めのマフラーなどでもいいので、しっかり締めつけられるもので固定しましょう。

家に帰りつけるように、処置するのも大事です。

薬局などがあるようならば、消炎鎮痛剤入の湿布薬などを貼っておくのも有効です。

痛みを緩和して、力が抜ける状態にしてあげるのも大事です。

動くときは、息を吐きながら無駄な力が入らないようにしましょう。

炎症は初期に良い処置をすることで、早くにひどい痛みから解放されることが多いです。

酷くしないためにも、応急処置はしておきたいですね。

そして、安静にできる時は、痛いところを冷やして安静。

これに限ります。

痛みがある程度落ち着いたら、整体、カイロプラクティック、鍼灸、接骨院などで、積極的な対処法を行うのも良いと思います。

痛めるのが怖くて、動かさなくなってしまう方が、再発の原因になってしまいます。

動ける範囲でゆっくり大きく動かしていくと、より早くに回復できますよ。

再発させないためにも、無理のない緩やかな運動を生活の中に取り入れていってくださいね。

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